弱体化したココスヤシ
2019年に植栽したココスヤシが年々弱っていき、新芽が短いままで成長せず、全体的に小型化してしまっている今の状態。
同じ花壇に植えられているコルディリネやニオイシュロランと大きさが逆転。
2024年にインターネットで原因を調べてみたところ、幹への水やりが良くないことだとわかりました。水が溜まって腐らしてしまうことがあるらしいです。当初は、良かれと思って水やりしたのが逆効果だったようです。
たしかに、変色した幹に触るとぐらついて、手で簡単に剥がせてしまいます。内部は腐ってました。
幹への水やりをやめた後も、枯れはしないものの、元気を取り戻すこともなく、寂しい状態。
水はけの悪さ
今一度、なんで元気がないのか考えてみたところ、ある原因に思い至りました。
それは、土の水はけの悪さ。
雑草処理などのために周辺の土を掘る時、茶色や黒に変色した根っこを見つけることがしばしばあるものの、「これは古い根で、新しい根は土のもっと下方にちゃんと生えているだろう」と思って、何年も特に気にすることはありませんでした。
しかし、今回弱体化の原因を再度考えてみたところ、水はけ悪さで根腐れするという情報をネットで見つけていくうちに、もしかしたら、この茶色い根っこは、根腐れしたものかもしれない、との考えに至りました。
水はけが悪いと、根っこが空気と触れることができず根腐れを起こす、という情報をみて、確かにウチの花壇の土は雨に濡れると粘土質で、グチョグチョ土になるため、これが原因と考えられます。
ココスヤシが枯れてしまう前に、できることはやっておこうという思いで、今回土壌改良を行いました。
フカフカの土
粘土質の土を水はけのいい土にするには、腐葉土を加えるといいことがわかりました。
早速、近所のホーマック(*)に行って腐葉土を購入。腐葉土の割合は2割から3割くらいらしいけど、粘土質の状態にもよると思うので、様子をみながら混ぜることに。同時に、栄養分として堆肥があると良いという記事もあったので、牛糞も購入。
*:旧名。正しくは`DCM。
最終的には、元の粘土質の土:腐葉土:堆肥を7:2:1の比率で混ぜることに、やりながら決めました。
花壇全部の土を一度に全てフカフカの土へ改良するのは、掘り出した土の仮置きスペースのためできないので、エリアを分けて順番に掘り起こし作業から実施。掘る深さは、粘土質による水はけ改良を目的としているため、大変だけど1mまで掘り起こしました。
途中雨やキャンプなどのお出かけで中断しつつも、少しずつ作業を繰り返し、合計7.5日かけて花壇全体の4/5の土壌改良を行い、フカフカの土に土壌改良行いました。
途中に発生した、掘り起こし作業中に幾つも見つかる石、建築工事中に埋められたと思われるパイプ破片などのゴミ処理、花壇のレンガ積み用土台で埋めた砕石の崩れとその固定のためのモルタル作業、粘土質を耕す繰り返し動作による疲労など、いろいろな問題に手間取りましたが、ココスヤシ周辺の土壌改良をやり遂げることができました。
最後、改良した土にココスヤスを植える時、古い根っこはカットしてから埋めましたが、さらに弱体化を加速させていないか心配です。
改良したフカフカの土でなんとか復活してほしいと期待します。
費用
- 腐葉土 20L × 26 袋:¥877 × 26 = ¥22,802
- 牛糞 40L × 9袋:¥437 × 9 = ¥3,933
- 残土処理+石処理:¥4,700 (0.75 m3、2回分)
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