フェリングレバーが便利
今回フェリングレバーという新しいアイテムを購入し使ってみたらとっても役に立ちましので、購入の経緯や使っての感想を記録します。
薪集め活動していて苦労することの一つに、伐倒された玉切り前の原木をカットの為に移動することがあります。
大変な一番の理由はその重量。直径40〜50cmで長さが1m以上だと、とても重く、足元に横たわっているため力を入れ辛く、人力では動かせません。足場が悪く斜面だと余計に大変です。この重量ある倒木をもっと手軽に転がせる道具はないか、ネットで調べたところ、フェリングレバーというのが紹介されていました。
フェリングレバーは、用途がいくつかあり、
①伐倒のために立木を意図した方向へ木をねじる
②伐倒のために追い口にテコの原理を利用して木を傾ける
③伐倒された原木を移動・回転させる
の3つが主要な用途みたいで、今の困りごとに対して試してみたくなりました。
そこで、チェンソーや薪割りハンマーを購入したSTIHLを扱うとなり町のお店、橋本機械に在庫確認の上で訪問。お店では、他の方法として、とびで引っ掛けて倒木を回す方法も案内されましたが、片手とびのみの在庫だったため、フェリングレバーを購入。STIHLでは長さ76cmと130cmがありますが、大木を移動させたいので130cmを選択しました。
早速、薪狩り現場に行って試しました。
フックを木に噛み込ませるため、フックをハンマーで叩いて回してみます。
なんということでしょう!
あんなにも重かった倒木が簡単に転がっていきます。
今回は直径40〜45cmでしたが、コツがつかめれば50cmの大きさでも扱えるかもしれません。今回は近くでスズメバチが飛び回り、盛んに活動する夏でしたので、大きな音を立てられず、慣れない作業は控えました。
フェリングレバーのおかげで、今まで時間がかかっていた倒木の移動が簡単に出来たので、3時間もかからずこの収穫。
直径40〜45cm、長さ35cmの玉が7個で、全て皮剥ぎ作業込み。
短時間でしたが、ジムやサウナ以上のすごい汗をかきました。
本題から逸れますが、チェンソーでカットしている際に切り口が曲がってしまうことを橋本機械で相談したら、ソーチェーンの研ぎ方の癖が関係していることを教えてもらいました。
確かにソーチェーンをじっくり観察すると片側だけ磨耗が激しくて、ほとんど替え時。研ぐ作業で無意識のうちに左右で力の入れ方や角度が違っているみたいなので、今後は注意して研いでみたいと思います。
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