ジグソーブレード

今回は、DIYで使っている電動工具について書き留めたいと思います。

電動ジグソーを普段使っています。
丸鋸は甲高い作動音と万が一のケガがイヤなのでジグソーを選びました。材料カット中に一時中断し、再スタートも気軽にできるなど、取り扱いが簡単な事が嬉しいところです。

因みに使っているのはボッシュのバッテリージグソー、PST 18 LIHというモデルです。
こちらの投稿でも写真つきで紹介しました。

電動ジグソーはいままで使った経験無く、使い初めて間もない頃に大きな問題で悩みました。その問題とは、直線に切っているつもりなのに、曲がってしまう事です。

ジグソーは直線切りには不向きというのはリサーチして知識として分かっていましたが、やはり実際に体験するとショックです。

なんとか対策を検討して、直線切りを補助するジグをDIYの本を参考に自分で作ってみました。

直線切り用オリジナルジグ

直線切りで曲がってしまう原因の一つに、ジグソー自体を真っ直ぐに滑らすことができてない可能性があるため、その対策のジグです。左右にある2本のアルミ製の角材を透明なプラスチック板に貼り付けてあり、角材の間にジグソーを滑らして切ることで、カット中のジグソー自体が直線からズレてしまうのを予防するものです。

ところが、このジグを使ってもカットしているといつの間にか曲がってしまい、墨線に対して数ミリずれてしまいます。


当初は、原因が計測や墨線の誤差なのか、部材の短期間での変形なのか、加工の問題なのかわからず、途方にくれました。


その後いろいろ調べて、どうやら刃自体がカット中にずれるみたいです。
ブレードと材料の摩擦による熱変形、もしくは、材料の硬度に対してブレードが柔らかいからなのかは分かりませんが、ブレードが横方向(カット方向に対して垂直方向)にぶれてしまいます。ぶれが僅かなのですぐには気付かず、切り終わった時にはずれてしまうと考えました。


対策を模索してカタログを調べると、直線切りの精度を向上させる、ブレードが厚くなったものがあることを知りました。で、さっそく購入。

ジグソーブレード厚刃

刃の厚み(左:厚刃、右:通常)

カタログ上では、通常の厚み(右)は1.25mmに対して1.7mmとなってます。数値上はわずかですが、見た目で厚くなっているのもわかります。写真では分かりづらいですが。


実際に使って試したところ、実力の方はかなり効果ありそうです。直線切りの精度は改善して、カット中に曲がってしまうことがほとんどなくなりました。


因みに、オリジナルのジグは、今は使ってません。
というのも、この曲がってしまう問題の改善前に使用してたので、ジグ中央のアクリル板のブレードが通過するラインがどんどん削れて広がり、使い物にならなくなったからです。

代わりに今は、市販の丸鋸ガイドを使用してます。

ガイド

ジグソーを使われる方の参考になればと思います。

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