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薪棚増設 後編

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 前編に続く後編では以下の工程について、まとめたいと思います。  <後編の行程>    ⑤柱、桁組み立て  ⑥波板取り付け  ⑦雨樋取り付け  ⑧筋交い取り付け  ⑨床材、棚取り付け ⑤柱、桁組み立て 柱や桁の取り付けは、今の薪棚と同様にL字金具を使って取り付けます。 前回もやってしまったスクリューのねじ切りトラブルがありましたが、作成途中の不安定な状態をすぐに解消するため、一気に柱と桁の組み立て作業を実施しました。 柱・桁組み立て作業途中 桁(横)の組み付けでは、桁のサイズが4m弱で20kg以上あり2m程の高さに持ち上げるのは至難の技。そこで車を足場代わりに使うことで、無理と思ってしまった作業も問題なくできる様になりました。 荷台を活用した4m弱角材持ち上げ作業 こんな時もピックアップトラックは役に立ちます。よかったよかった。 ⑥波板取り付け 波板とその土台となる垂木を取り付けます。波板は今の薪棚と同じクリアブロンズを使用。 梅雨の時期は過ぎているのに、作業中や作業間の夜間に雨が何度も降り邪魔されましたが、波板取り付け完了。 波板取り付け ⑦雨樋取り付け 今回増設する薪棚の場所はお隣のお宅の駐車場の隣のため雨樋を設置しました。 雨樋の種類や設置方法など初めての試みのためよく分かりませんでしたが、ジョイフル本田で見つけた良さそうな雨樋を選択し設置しました。取り付けは正しいのかわかりませんがL字金具と同様の木工用スクリューで固定。 また、集めた雨水を地面に落とすのは最初そのまま落下させようと思いましたが、実際の雨が降った時の様子を見ると、水のルートが不安定で周辺に撒き散らされてしまうため、予定を変更して塩ビパイプで作ることにしました。色は黒に統一したかったので、自分で塗装してから取り付け。 雨樋と縦樋 ⑧筋交い取り付け 筋違いのサイズや取り付け方法は今までの薪棚と同じ寸法、六角スクリューを使った同じ取り付け方法なので、特に問題なく取り付けられました。 予定外となったのは、お隣のお宅のカーポートの屋根から雨水が飛び跳ねてくるため、水の跳ねかかり低減のため、部分的にですがクリアの波板で水はね防止の壁を取り付けました。 どれだけ効果があるかよくわかりません。 水はね防止用波板 ⑨床材、棚取り付け 最後は床材と棚を取り付けます。床材の材料は今までの薪棚と同じ材料や寸法ですが、

薪棚増設 前編

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現在使っている薪棚は、我が家の使用頻度(夜間だけ)で2年分の薪を保管できますが、薪の入手が不安定なときもあり、収穫できる時に収穫してそれを保管するため、薪棚増設に着手しました。 ただ設置スペースの都合上現状の薪棚と同じものを追加できないため、1年分の薪を保管できるサイズで製作しやっと完成したので、作業をまとめたいと思います。 完成した薪棚はこんな感じです。 完成した薪棚増設分 この前編では、下記の全行程の内、①〜④をまとめます。  <全行程>  ①設計  ②材料購入  ③カット、塗装  ④基礎作り  ⑤柱、桁組み立て  ⑥波板取り付け  ⑦雨樋取り付け  ⑧筋交い取り付け  ⑨床材、棚取り付け ①設計 設計にはじっくりと時間をかけて、デザインとサイズを計画し、それを手描きの図面に描きながら、案を練っていきます。 全体のサイズ的には、薪棚の幅は現状と同じ、奥行きを半分にすることで、建物屋外に設置されている給湯器やガスメーターとの隙間を確保する様にしました。それ以外の高さや屋根、棚などは今の薪棚のデザインを踏襲しました。 ②材料購入 図面を描くと必要な材料がわかるので材料を購入します。 前回薪棚製作2017年から5年経った現在の材料費の高騰には驚きで、例えば90x90x4000の檜の角材の場合、¥2,980から¥4,480と1.5倍に値上がりしています。後編では使った費用を計算してみたいと思います。 2017年の購入した店舗では主要な木材である90x90x4000mmの檜の角材を取り扱いがなく、杉や米栂に比べ耐久性や反りなどが起きにくい檜に拘りたかったので、なんでも揃うジョイフル本田で購入しました。 失敗したのは、購入した9本の4mの角材を車の屋根に積みましたが、重さのため道路の段差を通過する度に、車の屋根の鉄板が凹む音と同時に木材が揺れて、とてもスピードを出せません。30km/hくらいのノロノロ運転で自宅までの輸送にチャレンジしましたが、積み荷を道路に落下させてしまって事故を起こしては元も子もありません。 予定変更して、一旦帰路の途中にあるLOGWAYに寄らせてもらって、カットしてから輸送することにしました。 4m角材を積載した危険な状態 コーチャーをやっているLOGWAYなので、急な訪問にも拘らず快諾してもらい感謝です。4mのまま使いたい4本だけは車の屋根に積載した

薪ストーブフェンス作成

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ウチの次男はまだ3歳で、長男と一緒に家の中を走ったりする時に、誤って薪ストーブに触れやけどしないか心配です。 ちょうど年始に親が自宅に泊まりに来た時に、やけど予防のためフェンスを買うようにと注意され、言い争いになったものの確かにリスクはあると感じたので、今回DIYしてみることにしました。 フェンスの設計にあたり、小学生低学年までしか必要ないため、あまり凝ったものでなく簡単に作れるものにしました。 ちょうど余っていた2x4材を活用しつつ、不足している木材を近所のホームセンターに買いに行きました。 びっくりしたのは、2x4などの材料がすごく値上がりしていること。数年ぶりに木材買いましたが、2倍以上に値段が上がっているイメージ。これもロシアのウクライナ侵攻の影響かと。そういえば、以前LOGWAYでスタッフの人から木材の材料費がすごい値上がりしているために、BESSの各モデルの値段も大分値上がりしていると言っていたなー。 カットして組み上げて、ブライワックスでさっと色付けして、こんな感じに出来上がりました。 DIYフェンス フェンスは右側だけです。 というのも、薪ストーブの左側は薪ラック置き場で子供が走り回っても薪ストーブに直接触れることは考えにくくフェンスが必要なく、一方、右側は何も障害物がないため誤って触れてしまうことがあり得るため、フェンスを片側だけにしました。 また、設置は壁や床に固定ではなく、このフェンスを置いてあるだけです。 子供にとっては、障害物としてのフェンスがあることで、それを避けるような動線となるため、走り回った勢いで薪ストーブに触れるリスクはほとんどないと思います。そのため固定する必要は特になく撤収も楽であることから、固定せずに置くだけとしました。 DIYなので、また改良が必要だったら簡単にできるので、しばらくはこれで様子を見たいと思います。

薪狩り

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2023年の最初の薪活動を開始しました。 自宅傍の公園で伐採されている木を子供と公園に遊びに行っているときに発見したのがきっかけとなります。 伐採された木 市で管理している公園内なので、市役所の公園課へ電話。 天然の木は放射能などの有害物質があるかもしれないため、国の通達に従い持ち出し許可は難しいという微妙な回答でしたが、代わりに委託管理業者へ相談を提案されました。 市指定の管理業者を調べて電話したところ公園利用者に迷惑かからず目立ったことしなければ自由に持っていけるという回答でした。さらに、薪ストーブユーザーには他の場所を案内しているという情報もいただけたので、今回の場所の回収できたらお世話になりたいと思います。 現場に早速回収しに行くと間近で見ると大木でした。 サイズを測って見ると110cmもありかなりの迫力。 直径110cm あまりの大木なので、回収は数回に分けて行うことにして、今回は比較的小さめのものから回収しました。といっても、直径40cm長さ40cmで玉でもすごい重さ。一体何kgかわかりませんが、ゴロゴロ地面を転がしてキャリカートに載せて移動し、車の荷台根性で持ち上げ。 大小合わせて10個くらいを回収したら荷台も一杯。重労働で、もうヘトヘト。 今回の成果 続きは、日を改めて回収しに行きたいと思います。

デッキ塗装

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 去年2021年11月に行ったデッキ塗装では、 「次回のデッキ塗装は1度塗りでいいので来年のGWに行い、塗装の持ちが年1回の2度塗りと、年2回の1度塗りのどちらが持つのか試したい。」 といっておきながら、GWでなく6月は塗装が剥げたベランダ塗装し、デッキは結局約1年後の今頃の塗装となりました。 塗装前 塗装後 従来はハケは1本だけ使って、デッキ上面板の側面と雨水が溜まりやすい枕木の上面を塗ってから表面を塗る手順で行ってましたが、今回は薄型の目地ハケを使用してデッキ上面板の側面を塗るようにしました。 また、目地ハケを使うことで上面板の隙間にハケがすんなりと通るので、枕木の側面まで塗装したり、上面からは見えない木材の塗装を行い、雨などが降ったあとの水が溜まりやすい箇所の排水性をよくするようにして見ました。 気付いたときに効果を見てみたいと思います。 定例のメンテナンスがこれで完了したので、あとは冬に向けて楽しみな薪ストーブシーズンインが待っています。 そういえば、薪棚増設したかったけど、設計図もまだ描けていないから来年だな。

フェリングレバーが便利

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今回フェリングレバーという新しいアイテムを購入し使ってみたらとっても役に立ちましので、購入の経緯や使っての感想を記録します。 薪集め活動していて苦労することの一つに、伐倒された玉切り前の原木をカットの為に移動することがあります。 大変な一番の理由はその重量。直径40〜50cmで長さが1m以上だと、とても重く、足元に横たわっているため力を入れ辛く、人力では動かせません。足場が悪く斜面だと余計に大変です。この重量ある倒木をもっと手軽に転がせる道具はないか、ネットで調べたところ、フェリングレバーというのが紹介されていました。 フェリングレバーは、用途がいくつかあり、 ①伐倒のために立木を意図した方向へ木をねじる ②伐倒のために追い口にテコの原理を利用して木を傾ける ③伐倒された原木を移動・回転させる の3つが主要な用途みたいで、今の困りごとに対して試してみたくなりました。 そこで、チェンソーや薪割りハンマーを購入したSTIHLを扱うとなり町のお店、 橋本機械 に在庫確認の上で訪問。お店では、他の方法として、とびで引っ掛けて倒木を回す方法も案内されましたが、片手とびのみの在庫だったため、フェリングレバーを購入。STIHLでは長さ76cmと130cmがありますが、大木を移動させたいので130cmを選択しました。 購入したフェリングレバー 早速、薪狩り現場に行って試しました。 フックを木に噛み込ませるため、フックをハンマーで叩いて回してみます。 フェリングレバーで大木を回転 なんということでしょう! あんなにも重かった倒木が簡単に転がっていきます。 今回は直径40〜45cmでしたが、コツがつかめれば50cmの大きさでも扱えるかもしれません。今回は近くでスズメバチが飛び回り、盛んに活動する夏でしたので、大きな音を立てられず、慣れない作業は控えました。 フェリングレバーのおかげで、今まで時間がかかっていた倒木の移動が簡単に出来たので、3時間もかからずこの収穫。 今回の収穫 直径40〜45cm、長さ35cmの玉が7個で、全て皮剥ぎ作業込み。 短時間でしたが、ジムやサウナ以上のすごい汗をかきました。 本題から逸れますが、チェンソーでカットしている際に切り口が曲がってしまうことを橋本機械で相談したら、ソーチェーンの研ぎ方の癖が関係していることを教えてもらいました。 確かにソーチェーンをじ

ベランダ塗装

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 2020/11以来、1年半ぶりのベランダ塗装を行いました。 履歴を残しておくと前回がいつだったのか確認できていい。前回の記録はBESSポータルサイトの我が家のカルテに記載しておきました。 1年半経っているので撥水効果もほとんどなく色が褪せてきてました。 色褪せたベランダ手摺り マスキングは丁寧に行うのがコツ。ここで手を抜くと、意図しない所に塗料がついて余計なことになってしまいます。 ハシゴ使ってベランダ手摺り外側から塗装した後、ベランダ側から手摺り内側塗装し、床板塗装という手順で行います。時間は3時間程(1度塗り)。今回も2度塗りを日をまたいで行いました。 その結果、綺麗に色ついた床面の完成です。 綺麗になった床面 梅雨の時期に行いましたが、晴れた日を狙ってできたのでよかったです。