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薪棚製作③

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9月より手掛けた薪棚作りがやっと完成しました。 かなりの時間と手間、それとお金もかかりましたが、納得のいく出来です。 第3ステージとなる完成までの軌跡を整理してみます。 前回までは屋根の骨組みとなる垂木のカットまででしたが、ウッドデッキと同じBESSオリジナル塗料で塗装します。 垂木と床板の塗装 2度塗りまでの乾燥期間中に、後面の柱も設置しちゃいます。 後面柱追加 翌週末には、早朝より作業開始して、垂木を取り付ける前に床材を取り付け、後工程とする垂木取り付けのための高所作業の足場とします。 床材取り付け 続けて、垂木の取り付け。 写真に写っている2x4材のイスの上に、別の折りたたみイスを重ね、その上に乗っての作業でした。 垂木設置 ここまでくると、大分薪棚みたいになってきます。 この後、屋根材となるポリカーボネイト波板を設置使用としてみましたが、問題が。 垂木と垂木の間で、ポリカーボネイト波板がたわんでしまいます。 今回、波板を扱うのは初めてで安いものを購入したからかもしれませんが、売り場にあった剛性の高い波板でなく通常のものだからたわんでしまうのかもしれません。 急遽、たわみ対策として横方向に補強するため、ホームセンターに向かいアイデア出しをした結果、波板用クッションに針金を通して骨組みとする方法をとりました。ところが、部品を購入して実際やってみると、針金がうまくスポンジのような波板クッションを通らない。 この方法は却下して、再度対策検討のためホームセンターをはしごします。 悩んだ結果、組み立てラックに使用するスチール製のプレートを骨組みとして使うことにして購入したものの、検討に時間がかかり日没となり、週末の作業は強制終了。 そして、先週末の土曜日には、早速スチール製プレートを骨組みとして組み付けた後、ポリカーボネイト波板を設置しました。 波板の屋根設置 さらに、構造上横方向の強度を増すための、筋違いを取り付けます。 筋違いは斜め45°に設置されるので、座ぐり加工をします。 この座ぐり加工は初めてで、専用の工具(ドリルビット)を使って加工するので、最初は手探りで恐る恐るやってみました。 座ぐり加工 この座ぐり加工を、一つの筋違いに

薪棚製作②

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先週の作業の日は、11/2(木)には子供の誕生日で有給をとったので半日と11/3(祝)夕方、それと週末の4(土)、5(日)で進めました。 先週組み付けた土台を一旦解体して、11/2〜4朝で土台の設置を最初から行いました。 というのも、前日の雨で束石には水が溜まってしまっていて、このままだと木材の腐敗に繋がると思い、基礎パッキンを採用することにしました。 基礎パッキン また、前週は水平取るのにえらい時間がかけたわりにイマイチだったので、今回は水糸を張って基準面を明確にしてから束石の水平を取るようにしました。 水糸で基準面出し さらには、先週の教訓として、土台となる2本の4m角材とそれらを繋ぐ大引に段差ができてしまい、原因は水平が取れていない束石に乗せてから組み付けようとした作業順序の問題があったので、今回は、あらかじめデッキで一部組み付けてから、裏庭の薪棚に持って行くようにしました。 デッキで土台組み付け 課題を色々クリアしてできた土台がこちら。 やっとできた土台 続けて、柱を設置する前に、柱と大引をあらかじめ組み付けておきます。 土台の上に積み重ねた柱と大引の組み付け品 これらの柱と大引の組み付け品を立ち上げて固定します。 柱と桁の設置 イメージ以上に高さがあって驚きながらも次の作業。 柱の上に乗せる、土台と同じ4m角材(桁)を設置します。 桁設置(背面側のみ) 11/4はここで終了となり翌日、同様に前面側の桁を設置しました。 ただ、またしてもトラブルが。前面側桁に固定するための金物取付を行なっていたところ、ネジ切れが発生。どうやら硬い節にねじ込み中のネジが当たってしまって、無理に回したのが原因。 放置するわけにもいかず、30分以上かけてねじ切った周りを掘りながらなんとか引き抜きに成功。 ねじ切ったネジ ねじ切ったネジの引き抜き成功 やっとできた桁設置の次の工程は、垂木の長さ検討。 図面上は1.6mとしたけど、ガルバリウム壁との距離や薪棚の屋根となるポリカーボネイト波板の背面側への突き出し量、窓との干渉度合いなど、桁を設置した今、現物確認しながら検討できるようになりました。 決めた仕様としては、波板は1.6mとし、垂木